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2005年12月22日 (木)

並ばない人たち@広州空港

051221 行きの広州白雲空港でのお話。

中国の偏狭の省に「青海省」というところがあります。省都は西寧。もちろん、私は行ったこともなく、知り合いにも青海省出身の人はいません。

出国ゲートでまず、健康検査のカウンターに並んでいたのですが、私の前には欧米人も含めて約10人ぐらいが順番待ちをしていました。

そこにこの青海省からの団体さんの方々が、割り込みをはじめたのですが、その有無を言わせない、堂々たる?割り込みに最初は誰も

「えっ!?何か特別な団体さん?」

と思っていたのですが、次から次へと割り込んで来て、通常の列と割り込みの用の列が2列できてる状態で、警備のお兄さんも何も言えない様子。

何とかこれを掻い潜り、手荷物検査。そして最後は出国審査。ここはパーティションポールで誘導しているので、さすがに先頭には割り込めないのですが、後ろからじりじりと距離を詰められ、油断するとすぐ前に行かれてしまいます。

結局、この団体さんは全員出国カードを記入していなかった為、私は最後に30人ぐらい抜き返し通過することができたのですが、記入が終わると今度は出国審査のカウンターに一斉に押し寄せ、また大混乱。

よく中国人は順番を守らないといいますが、最近は空港、銀行などでは皆、きちんと並んでいるし、割り込むと誰かが注意したりしています。久々に“人を押しのけて先を急ぐ中国人”を見ました。

もう一つ、5年前の上海の某日系銀行での話。

社員旅行が企画されたのですが、危機管理上全員一度に行くことはできないので、先にA班、後にB班と2週に分けて行くことになったのですが、希望のアンケートを取ったところ、全員がA班を希望したそうです。理由は、

「先に行かないと、後の班だと何が起って、中止になるかもしれない」

からだとか。

◆写真は広州のランドマーク「中信」(右)と悪名高かった元「GITIC」のビル(左)がそびえる、広州東駅のオフィスビルです。

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コメント

空港で並ばない中国人の話はよく聞きますね。現在の中国では「金持ち=教養がある」という訳ではないこともありますが。

あと、上海の日系企業の話は中国人の思考様式をよく体現していて面白いです。

「先に行かないと、後の班だと何が起って、中止になるかもしれない」

中国三千年の歴史がこの一言に凝縮されています。

この記事を中国BLOG記事アーカイブプロジェクトに推薦させていただきました。

http://www.chinawalkers.net/modules/weblog/details.php?blog_id=117

投稿: まかぼろ | 2005年12月22日 (木) 12時00分

まかぼろさん
コメント&TBありがとうございました。
この話ネタではないのですが、日本で一番受けました。

孔子の国なんですけどね。

中国も都市部では物質的な豊かさよりも、精神的な豊かさを求める時代になって来るような気がします。

投稿: MacMa | 2005年12月22日 (木) 21時55分

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MacMa的華南見聞録 : 並ばない人たち@広州空港空港で並ばない中国人の話はよく聞きますね。現在の中国では「金持ち=教養がある」という訳ではないこともありますが。あと、上海の日系企業の話は中国人の思考様式をよく体現していて面白いです。「先に行かないと、後の班だと何が起って、中止になるかもしれない」中国三千年の歴史がこの一言に凝縮されています。※この記事は『中国BLOG記事アーカイブプロジェクト』にも投稿しています。... [続きを読む]

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