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2007年9月15日 (土)

中国でのお茶との出会い(華南編2)

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香港人社長との出会いは、華南地区でのプロジェクト立ち上げにおいて非常に重要なものでした。もし、彼との出会いがなかったら多分プロジェクトは頓挫していたでしょう。実はそれまでの私は、中国に進出している経営者の中で香港人に対しては、あまり良い印象を持っていませんでした。どちらかといえば、台湾人経営者の方が日本人の考えに近いという、漠然とした思いがあったのです。

彼は、10代のとき大陸から香港に移住し、大学も出ず(多分、高校も)宝飾店に丁稚奉公していたのだそうです。ご両親のことはほとんど語らないので、もしかすると政治的な理由があったのかもしれません。当時の香港といえば、冷房の無いビルの中で時計や宝飾品を作っていた、そんな時代です。

そして彼は、先代の社長の娘さんと結婚し、娘婿として今の会社の社長になったのだと、しばらくして知りました。先代の社長には息子さんもいるのですが、経営者としての手腕は彼の方が上なのでしょう。また、英語が得意な奥さんが海外のお客さんの対応をしていて、とてもいいコンビです。プロジェクトは、紆余曲折はありましたが半年で軌道に乗り、日本企業とのジョイントが欧米企業にも評価され、彼の会社にとっても大きなメリットとなったようです。

そんな彼の工場を初めて訪問したときにいれてくれたお茶。そのおいしさに本当に驚きました。「どこのお茶なのか」と聞くと、そのお茶は彼の故郷福建省の親戚がいつも送ってくれるものなのだそうです。鉄観音(ウーロン茶)の芳醇な香りと深みのある味にすっかり魅了されました。

余談ですが、このところ香港では、中華を食べる時に女性がお茶を選ぶとほとんどプーアル茶です。私はプーアル茶はちょっと苦手なのですが、ダイエット効果があるとのことで人気のようです。香港で肥満の女性をほとんど見かけないのもそのせいかもしれません。男性の方には二日酔い防止にお勧めです。


◆写真は内容とは関係ない、マカオでの一枚です。

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