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2009年12月21日 (月)

Mt.Fuji

091221

今、年末のあいさつ回りで関西方面に出張中です。写真は今朝新幹線から見えた富士山です。雄大な景色に感激するとともに、先日の片山右京氏の遭難事故のことが頭に浮かびました。

仲間2人を失い、一人生き残った片山氏の悲痛な姿は、多少山を志した私にもつらいものでした。普段、全く死を意識しない安全な日常と、死と隣り合わせの非日常の世界、そこにあえて向かうということの意味。

思い出したのは日本の有名な登山家、松濤明『風雪のビバーグ』の一節。

1月6日 フーセツ全身凍ツテ チカラナシ 

 何トカ湯俣迄ト思ウモ 有元ヲ捨テルニシノビズ死ヲ決ス(*1)

 オ母サン アナタノヤサシサニ タダカンシャ 

 ヒトアシ先ニオトウサンノ所ヘ行キマス (略)

 今14時 中々死ネナイ ヨウヤク腰マデ硬直ガキタ

 全身フルエ ソロソロ クルシ ヒグレト共ニ凡テオワラン

 サイゴマデ タタカウモイノチ 友ノソバニ

 ステルモイノチ 共ニイク(略)

 我々ガ死ンデ 死ガイハ水ニトケ ヤガテ海ニ入リ 

 魚ヲ肥ヤシ又人ノ身体ヲ作ル 

 個人ハ 仮ノ姿 グルグル マワル

転載元
http://www.cam.hi-ho.ne.jp/junpei_s/matikado-oomati-hakubutukan.htm

『風雪のビバーグ』
http://www.amazon.co.jp/%E9%A2%A8%E9%9B%AA%E3%81%AE%E3%83%93%E3%83%90%E3%83%BC%E3%82%AF-%E7%89%B9%E9%81%B8%E5%B1%B1%E5%B2%B3%E5%90%8D%E8%91%97%E3%82%B7%E3%83%AA%E3%83%BC%E3%82%BA-%E6%9D%BE%E6%BF%A4-%E6%98%8E/dp/4576000063

亡くなられたお二人のご冥福をお祈りします。

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