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2010年4月27日 (火)

中国の特許(発明)のお話

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中国では特許のことを『発明』、実用新案のことを『実用新型』といいます。3年前、私が日本で起業したのとほぼ同時期、中国で特許と実用新案の申請を行いました。この案件は既に日本で特許権を取得していて、中国でも権利化の可能性が非常に高いとの判断で現地の特許事務所に直接依頼していたものです。特許については昨年、晴れて権利化となり先日の出張の際に写真の特許証を受け取ってきました。

赤いのが特許証で緑色は実用新案です。内容は同じなのですが、中国で知的財産権を申請する際のテクニックとして、特許と実用新案を同時に申請し、特許権が確定するまでは実用新案で他社の模倣を防ぐというのが一般的です。もちろん、特許権が取れた時点で実用新案は放棄します。

特許証の中身はこんな感じです。

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日本の特許証と違い冊子になっていて、以下申請した内容も一緒に綴じられています。ちなみに、私が中国で特許を申請した時は、東京都の中小企業助成事業を活用し、申請費用のうち50%を東京都に助成して頂きました。ただ、私の場合は日本の特許事務所を介さず、全て中国の特許事務所に直接依頼した為、通常50万円からともすれば100万円ぐらいかかるところが、10数万円だったため担当者の方も驚かれていました。

更に補足すると、中国では外国人、または外資企業が特許を申請する場合、政府指定の特許事務所を経由しないと申請できません。

企業として今後の中国市場性を考えると、中国での知的財産権の取得は非常に重要ですが、日本の特許事務所を経由した場合の費用の高さ、実際問題として権利が保護できるのかという観点から見ると結構悩ましいところです。数年前に日本の特許料も随分安くなったので、かえって中国の特許料の方が高いぐらいです。

早く、お茶の本場、中国人もびっくりするくらいの製品で中国市場に乗り込みたいのですが…。

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